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当院の特徴
CT検査について
近年、獣医療においても人の医療と同様にCT検査を行える病院が増えつつあります。当院では2018年11月より断層式マルチスライスCT装置を導入致しました。
当院のCTはCannon社製16列ヘリカルCTです。最小スライス厚は0.5mm、ガントリ回転速度は0.6秒／周、AIDRという優れたノイズリダクション機能によって低線量で良好な画像を得ることが可能です。
犬・猫の腹腔鏡手術
腹腔鏡手術とはお腹に３㎜〜５㎜の小さい穴を複数個開け、その穴から特殊なカメラと細長い鉗子を入れて、臓器を観察しながら、手術を行う方法です。人間の医療では多くの術式でこの手術が採用されており、傷が小さく,そのため、術後の痛みも軽減され、また、回復も早くなります。
動物でも同様にこの手術法が普及しつつあります。
動物医療での主な適用症例は、犬・猫の避妊手術ですが、それ以外にも、胆嚢摘出術、胃固定術、膀胱結石摘出術、潜伏精巣摘出術、肝生検などが行われます。
麻酔疼痛管理
当院では、術前の診察・検査から術後の管理まで動物の性格・年齢・状態を考慮した方法で行なっており、少しでも飼い主様の不安・動物への負担を解消できるよう努めております。
「痛そう」・「もう高齢だから麻酔をかけるのは不安だ。」・「麻酔をかけたことによって体調が悪くなるのではないか。」とお考えの飼い主様は大勢いらっしゃると思います。
当院では安全性を重視し、かつ痛みの程度に合わせた麻酔を使用しており、動物にできる限り負担がかからないような麻酔方法を動物の状態に合わせて計画します。
高齢であっても、現在の身体の状態を把握し、想定されるリスクに合わせた麻酔管理・術後管理を徹底して行います。
内視鏡検査
当院では最新の動物用内視鏡システムを導入し、以前では行うことができなかった、より高度な消化管や鼻腔、腎盂鏡を用いた泌尿器などの検査、処置、診断を行っております。
太さや長さの異なるスコープを取り揃えていますので、体の小さい猫から大型犬まで対応できます。また、お腹を切るような外科手術ではありませんので、動物に対して負担が少ない検査・処置をすることが可能です。
腫瘍内科／外科
愛犬、愛猫の身体に気になるできものやしこりはありませんか？
近年健康に長生きするペットが増えています。
同時に「がん」になってしまうペットも増えています。人と同様多くの種類の「がん」が発生し、いずれも早期発見、早期治療が非常に重要です。
飼い主様が変化に気付かれ、来院されることもありますがレントゲン検査や血液検査などで発見される場合もありますので、定期検診を受けていただくことをお勧めいたします。
がん治療に対する近年の獣医療の進歩は目覚ましいものがあります。常に新しい情報を取り入れ、がんの種類、動物の状態に応じた治療をご提案できることを目指しております。
また、「愛犬、愛猫と少しでも長く元気な状態で一緒に過ごしたい。」
「できるだけ苦しい思いはさせたくない。」
飼い主様の思いもさまざまであると思います。
長い間可愛がって一緒に暮らしてきた小さな家族です。飼い主様のお気持ちに寄り添った治療ができるように努めてまいります。
犬猫の歯科・口腔外科
当院では、歯周病の治療・予防歯科（歯石除去）・乳歯遺残や不正咬合のための外科的矯正・口腔尾側口内炎・口腔内腫瘍など、口の中の問題に幅広く対応可能です。
設備に関しては、歯根部まで正しく評価することができる、口腔内レントゲン検査と鼻腔内の評価や、病変部の位置や範囲を的確に評価することができる頭部CT検査などといった、画像診断が可能な設備が整っております。そのため、治療方針もわかりやすくご説明することが可能です。
